◆脂肪肝の予防は肥満の予防から

 

 

最近ポッコリ出てきたおなか…

 

【若い頃は少し運動すれば痩せていたのに、今はなかなか脂肪が落ちない】

 

ポッコリお腹や二重あごなど、過剰な脂肪は外見に関わるだけではなく、体内の機能を著しく低下させ、脂肪肝などの疾患リスクを引き上げてしまいます。
たまってしまった脂肪を落とし、脂肪肝を予防・改善するためにできることを考えていきましょう。

 

 

肥満症とは

原因の大部分は、食べ過ぎと運動不足によるものですが、遺伝的な原因のケースもあります。
肥満症と診断されると「単純に太っている」という類のものではなく、医療機関での治療を必要とする疾患となります。

 

近年増えているのは、内臓のまわりに余分な脂肪がたまっていく【内臓脂肪型肥満】であり、肥満を原因とする

 

・脂質異常症
・高血圧
・糖尿病

 

などの、”ゆくゆくは大きな疾患につながりやすい”生活習慣病の元となります。

 

内臓脂肪型肥満には別の呼び名もあり、「リンゴ型肥満」や「隠れ肥満」という言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。

 

 

あなたは大丈夫?【注意したい】肥満症の方の生活習慣

悪習慣@【間食が多い】

1日3回の食事以外の間食が多い人は、どうしても肥満症になりやすい状態にあります。
間食はできる限り避け、どうしても空腹が我慢できない…というときのみお菓子類ではなく、果物を摂取するようにしましょう。

 

もっとも注意したいのは夕食後の間食で、こちらは果物であってもタブーなので食べないようにしましょう。

 

悪習慣A【3回の食事の全てが炭水化物】

日本人の主食である「白米」は、私たちがよく食べる代表的な炭水化物です。
日本の食生活の歴史を考えるとやや仕方のない面がありますが、1日3回の食事の全てを炭水化物中心にしてしまうことで「太りやすい環境」の原因となってしまうのです。

 

白米を抑えた食事ができるよう、

 

・おかずの味付けを薄めにする
・香辛料を少なめにする
・野菜を多めにメニューに添える
・よく噛んで食べる

 

などで工夫していきましょう。

 

悪習慣B【夕食後〜寝る前までに食べてしまう】

夜食にあたるもの、または夕食そのものを遅い時間に食べる生活を続けている人は要注意です。
「どんなに遅くなっても夕食はしっかり食べる!」というタイプの場合、肥満症や脂肪肝のリスクが避けられません。

 

できる限り寝る2時間前には何も食べないこと、どうしてもという場合は、カロリーが100キロ以下のものを選択しましょう。

 

悪習慣C【睡眠導入の目的でお酒を飲んでいる】

 

お酒を飲まないとどうにも眠れない…というタイプの人も要注意でしょう。
私たちの体には毒であるアルコールを代謝するため、本来はゆっくり休めるはずの寝ている間にも肝臓がフルで働くことになり、肝臓への疲労ダメージの蓄積を助長します。

 

休むことのできない肝臓は著しく機能が衰え、食べ物や脂肪の代謝をさえぎられてしまうことで脂肪肝などのリスクが加速します。

 

 

肥満と糖尿病の関係

なぜ肥満が糖尿病を招く?

肥満になった体の中ではインスリンの需要が増加します。糖をエネルギーに変換して消費するための「糖代謝」の役割を持つすい臓などの臓器がフルに働くこととなり、余裕を持つことがままならなくなります。

 

その結果、エネルギーとして消費できなかった糖が脂肪の原因となって体内に蓄積をはじめ、結果的に肥満へとつながってしまいます
この状態が長期間続くことで、血糖のコントロールを担う臓器に異常が発生し糖尿病を発症・促進させてしまうのです。

 

日本人はインスリン分泌量が少ない

肥満が糖尿病を招くことはゆるぎのない事実ですが、周りを見渡してみると「でもこの人はあまり太っていないのになぜ糖尿病に?」と感じることがあると思います。
その原因は、インスリン分泌能力にあります。

 

実は、日本人は欧米人と比較してインスリンの分泌能力が低く、見た目はそこまで肥満ではない人でも糖尿病を発症するケースがあります。
具体的なインスリン分泌能力は、個人差がありますが欧米人の約半分とも言われています。

 

インスリン分泌量が少ないと糖尿病が加速

インスリンは、血糖値を健康な数値で維持するのに欠かせない要素であり、インスリンの分泌量の少なさは糖尿病を加速させる原因となります。

 

インスリンは体の中で糖を細胞に取り込み、エネルギーに変換させるという重要な役割があります。
つまり、インスリンが正常に働くことで、私たちの体内の「糖」は正しく消費されるというわけです。

 

しかし、慢性的な運動不足カロリー過多の食事を続けることで糖の代謝が間に合わなくなり、血糖値がどんどん上昇。すい臓の負担がピークに達し、最終的にはインスリンそのものの分泌がなくなってしまうのです。

 

糖尿病と脂肪肝の関係

糖尿病と脂肪肝の関係性

糖尿病患者の約60%、糖尿病予備群の患者の約40%には脂肪肝の傾向が見られるというデータがあります。
インスリンの働きが悪くなることで血糖値が上がり、糖尿病を加速させていくわけですが、このとき、消化しきれずに余った糖が中性脂肪に変化し、肝臓に蓄積していくことがわかっています。

 

また、そもそも肝臓という臓器は脂肪が溶け込んだ血液が直接流れる仕組みのため、脂肪の付着や蓄積が起こりやすいということも覚えておきましょう。

 

昔であれば、脂肪肝は「アルコールを多く飲んでいる人に見られる病気」と知られてきましたが、近年は食生活や不摂生などの生活習慣を原因とする糖尿病、そしてそこからつながる脂肪肝を引き起こしやすく、お酒は飲まないから大丈夫とも言えないのが現状です。
もちろん、お酒を飲む習慣がある場合にはもっと脂肪肝リスクは高まることになります。

 

⇒【お酒を飲まないのに脂肪肝?】へ

 

糖尿病・肥満症でリスクが高まる病気

 

脂質異常症

善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスが崩れ、悪玉コレステロールが過剰に増えてしまった状態のことを言います。
日本での脂質異常症の患者は年々増加傾向にあり、平成26年度では推定患者数が200万人を超えており、現代の新たな注意疾患として注目されるようになってきています。

 

高血圧

血圧とは、心臓から血液が送り出されるときに血管にかかる「圧力」を数値化したもので、高血圧とは、この血管への圧力が基準値以上に高くなっている状態です。
高血圧の原因として、塩分の多過ぎる食事遺伝運動不足喫煙飲酒ストレス睡眠不足などが挙げられますが、肥満もまた高血圧を助長する原因のひとつとして捉えられています。

 

 

肥満の治療と併せてはじめたい【2つの習慣】

食事の内容を見直してみる

毎日3食を自炊にし、栄養バランスの取れたメニューを継続する…
これは食事の理想ではありますが、忙しい現代人にはなかなか実行が難しいのが現実です。

 

しかし、夜遅くに食事をとることを控える間食・夜食を控える、総合的なカロリーを減らすために、野菜や食物繊維の量を増やす菓子類ではなく果物をとるようにするなど、身近にできるところから徐々に改善していくことはできます。

 

適度な運動をとり入れてみる

そんなにしっかりと運動の時間をとれない!と思いこんでいる人が多いのですが、

 

「エレベーター・エスカレーターの使用を少し減らしてみる」
「休みの日に近所をサイクリングしてみる」

 

など、少しの心構えで体を動かす機会を増やすことはできます。

 

本格的な運動を考えたいのであれば、トレーナーがアドバイスしてくれるジムを探すのもおすすめです。
ある程度の余暇がとれることが条件ですが、1人で運動するよりも継続しやすいのもメリットです。

 

「できることからはじめる」それが一番の近道

体にたまった脂肪を改善するための薬は存在しますが、肝機能にダメージを与えやすいことも考えると、やはり生活習慣の見直しをはかって健康を維持するのが自然なかたちです。

 

食事の見直しや運動は続けることで成果がわかるようになり、体型がスマートになることで世界が変わって見えることもあるでしょう。
余分な脂肪や生活習慣病リスクの少ない健康な体は長生きの基本であり、いつまでも人生を楽しむための大切なポイントです。

 

 

肥満と脂肪肝の関係まとめ

 

肥満や脂肪肝にはこれといった自覚症状がないため、日常生活に支障がなければ放置の状態になってしまうケースが多数あります。
しかし、さまざまな大病の原因となってしまうことも多く、将来の健康を維持するためにも体がまだ元気なうちに改善していくことが大切です。

 

「健康な体は人生の最大の資産」

 

この言葉を胸に、健康を意識した生活習慣への取り組みを始めてください。

お悩み別肝臓情報解説

お酒タバコ

食事と肝臓

肝臓病の種類

>>クリック

>>クリック

>>クリック

有効成分

肝臓数値情報

脂肪肝

>>クリック

>>クリック

>>クリック

当サイト推奨肝臓サプリメント情報はこちら

 

関連ページ

非アルコール性脂肪肝炎(NAFLD)ってなんですか?改善はできますか?
非アルコール性脂肪肝炎(NAFLD)ってなに!?生活習慣を改善するように言われたあなたの疑問を解決します。お酒は飲まないし〜という人も必見です!
脂肪肝改善の為の成分考察とサプリメントの真意
脂肪肝改善の為に摂取したい成分・食事や食べ物を中心に、補いきれない・効率的に補給するという側面からサプリメントをご紹介しています。サプリメントは薬と比較して安全で手軽に始められるので、偏見なくサプリメントの使用をおすすめします。
脂肪肝の予防に最適なウォーキングにもう一度注目したい!楽しく続けるコツも知りたい!
脂肪肝の予防と改善にとり入れたい運動法で最も適しているのはウォーキング!なぜウォーキングが優れているのかをさまざまな面から見ていきます。
炭水化物を抜いて脂肪肝を改善させるための【2つの注意点】
炭水化物ダイエットを正しい方法で実践し、脂肪肝改善につなげるための情報ページです。
脂肪肝を食事で改善。今度こそ、本気で食事制限したい人向け
脂肪肝が気になっていて食事で改善したいけど、様々な理由でなかなか上手くいかない方に向けての情報を集約しています。食事制限のコツや必要な成分などを紹介しています。
脂肪肝サプリランキング【燃焼を最大化】間違いないおすすめ3選
脂肪肝に効果のあるオススメサプリメントをランキングを紹介しています。燃焼成分はどれなのか、運動の効果を最大化するものは?脂肪肝を改善するために必要な成分とともにご紹介します。