各栄養素の摂り過ぎによるリスクについて

糖質

毎日の三食の代わりにお菓子を食べてしまう、間食・夜食が多い…という人も現代には多く、一日のうちに摂取する糖質が多くなりがちです。

 

しかし、逆に摂取を極端に制限しても糖質過多になりやすいので注意しなければなりません。

 

糖質は本来体に必要なものであり、あまりにも量が少ないと体が必死になって糖質を集めようとするためです。

 

運動をせず食事抜きのダイエットなどは危険な方法です。

 

糖質の摂り過ぎによる病気リスク

脂肪肝以外の病気では、糖尿病の発症リスクを高めます。

 

糖尿病には1型と2型がありますが、糖質の摂り過ぎを原因とするのは2型糖尿病で、生活習慣病の一つにもなっています。

 

糖尿病とは尿の中に含まれるブドウ糖の量が非常に多い状態のことを言うものです。

 

糖尿病は脂肪肝になる原因の一つでもあります。

 

糖質のまとめ

・カットし過ぎると体が必死に求めて過剰摂取になりやすい
・過剰摂取で糖尿病・脂肪肝のリスクを高める

 

脂質

脂身の多い肉や揚げ物など、現代人の食の好みは欧米化の傾向が続いています。

 

このような脂質の多い食事もまた、脂肪肝の大きな原因として知られています。

 

現代の食事は栄養が豊富なため、体内では日常的に脂肪をつくるための素材が溢れている状態です。

 

食べ過ぎによる栄養過多がずっと続くと、エネルギーとして消費しきれずにため込んでいくようになります。

 

脂肪肝の大きな原因にもなり、実際に肥満体型の人が脂肪肝を発症する確率も高くなっています。

 

脂質の摂り過ぎによる病気リスク

脂質は三大栄養素のなかで最も中性脂肪の素材になりやすい栄養素です。

 

脂質の摂り過ぎによって起こる病気は主に生活習慣病と呼ばれ、肥満体型はもちろんですが、コレステロールの増加によるメタボリックシンドローム動脈硬化などの発症リスクを高めます。

 

脂質には種類がある?食べ方の注意点

脂質は「飽和脂肪酸=主に肉類」と「不和脂肪酸=主に魚類」の大きく2つの種類にわけられます。

 

どちらも体を動かすエネルギー源となるものですが、不和脂肪酸は私たちが自力で生成できるものではないので、極端に制限するのは危険です。

 

また、飽和脂肪酸も適量であれば必要な栄養素のため、何かを極端に食べない!というのではなく、メニューの偏りを避けてバランス良く食べることがポイントとなります。

 

脂質のまとめ

・摂り過ぎによる最も身近な不調は「肥満」
・飽和脂肪酸と不和脂肪酸のバランスを考える

 

たんぱく質

たんぱく質は私たちの体の機能を維持するのにとても重要な役割があります。

 

体を動かす、物事を考えるなど体に備わった基本的な動作はもちろん、笑う、泣く、怒るなどの感情に関連した動作にも関わっています。

 

また、臓器や骨、肉、血液、髪や皮膚など、体を形づくっているものもたんぱく質です。

 

しかし、一日に必要なたんぱく質の量を大幅に超えた摂取を続けると、病気や体の不調の原因となることもわかっています。

 

たんぱく質の摂り過ぎによる病気リスク

摂り過ぎることでまず起こる体の不調はカロリーオーバーによる肥満です。

 

できる限りて低カロリーで、高タンパクな食品をメニューにとり入れてみましょう。

 

また、動物性たんぱく質の過剰摂取は尿路結石の原因の一つにもなります。

 

肉など動物性のたんぱく質を摂取すると、カルシウムと結びつきやすいシュウ酸が体内で発生し、腸で吸収されて便として体から排出されます。

 

このとき、たんぱく質の過多で排出しきれなかったシュウ酸は便ではなく尿として排出されるため、尿の中のカルシウムと結びつくと石のように硬くなってしまうことで尿路結石の原因となります。

 

また、たんぱく質の摂り過ぎによる不調は胃腸の荒れとしてあらわれることも多く、便秘や下痢をよく繰り返す人は一度メニューの見直しをおこなうのがおすすめです。

 

たんぱく質のまとめ

・体を構成するのに不可欠な栄養素
・体に良いというイメージばかりが先行し、日常生活で過多になっている人も多い
・カロリーオーバーによる肥満を招きやすい

 

三大栄養素のまとめ

三大栄養素は私たちの体に不可欠な栄養素の代表ですが、体に良いからたくさん摂らないと!と過剰に摂取すると体が疲弊し、さまざまな病気の原因ともなります。

 

食事のメニューもバランス感覚を大切に、極端な偏りがないようにするのがベストです。

三大栄養素は肝臓でどのように処理され、どんな末路をたどるのか

糖質

糖質は摂取後に小腸から吸収されて肝臓へと運ばれます。

 

肝臓は糖質を代謝し、エネルギーのもとであるブドウ糖がつくられます。

 

肝臓は栄養素の代謝とともに備蓄の役割も担っているので、万が一体内に糖質(ブドウ糖)が少なくなってしまった際に取り出して使えるように脂肪の状態にして保存しています。

 

糖質が多いとどうなる?

保存の際に脂肪の状態にするということからもわかるように、糖質が多い場合はどんどん脂肪が蓄えられていくことになります。

 

糖質が多く、エネルギーの消費が少ない場合は脂肪肝に繋がりやすくなるわけです。

 

脂肪肝の状態を人工的につくり出す「フォアグラ」

フォアグラは高級食材の一つで、ガチョウの肝臓のことを言いますが、もっと踏み込んで言えば脂肪肝のガチョウの肝臓ということになります。

 

フォアグラをつくるためにガチョウに大量に与えられる餌は主に糖質です。

 

糖質の過剰摂取がどれだけ脂肪肝に影響があるかがわかりますね。

 

脂質

食べ物に含まれる脂質は小腸から吸収されるまでは糖質と同じですが、ここからさらに胆汁によって乳化され、膵液から分泌される消化酵素の働きで脂肪酸とグリセロールにわけられます。

 

この2つはこのままわかれた状態でいるわけではなく、すぐにくっついて中性脂肪に戻ります。

 

さらにたんぱく質粒子と結びついてリンパ管に入ったのち、静脈、心臓、動脈と血液の中を巡って肝臓へとたどり着きます。

 

脂質もまた、いざという時のための貯蔵エネルギーとして細胞内に備蓄される性質があり、内臓脂肪や皮下脂肪がたまる大きな原因になります。

 

脂質が多いとどうなる?

脂質が多過ぎることでまず考えられるのはコレステロール値の上昇です。

 

これにより、生活習慣病の発症リスクがぐんと高くなります。

 

たんぱく質

たんぱく質はそのまま私たちの体内で使われるのではなく、これもまた肝臓による代謝によってさまざまな形に作り変えられます。

 

まず、小腸から吸収されてアミノ酸に分解され、それから肝臓に送られます。

 

肝臓は体の機能を維持するのに適したたんぱく質の形にする働きを担っていて、例えば止血を担うのに適した形などさまざまな種類があります。

 

たんぱく質が多いとどうなる?

たんぱく質が多い分、肝臓は多くのアミノ酸を代謝することになります。

 

肝臓の疲弊に繋がりやすいのはもちろんですが、注意したいもう一つの臓器が腎臓です。

 

腎臓は尿の排出に大きく関わる臓器なので、余分なものを尿として排出する機会が増えればそれだけ負担も増えるのです。

 

肝臓だけではなく、腎臓の負担増疲弊にも繋がりやすいことを覚えておきましょう。

 

肝臓の役割と疲れのまとめ

肝臓はさまざまな栄養素や成分の代謝と分解、必要に応じての備蓄、要らないものの排出のサイクルに深く関わる臓器です。

 

現代は栄養素が豊富すぎて肝臓が仕事を休む隙がないほど代謝を繰り返す状態になりやすく、肝臓の疲れから機能が低下してしまうケースがとても多くなっています。

脂肪肝を回避するなら避けたいメニュー・食品にはどんなものがある?

糖質

糖質が豊富に含まれる食品で思い浮かぶのは菓子類、飲料などですが、もっと身近なものでは白米玄米牛乳ヨーグルトなど、健康に良いからと摂り過ぎになりやすいものにはフルーツがあります。

 

これらを見ると、普段食べているものばかりでどうしたら良いの?と思うことでしょう。

 

糖質カットは罠がいっぱい

糖質カットダイエットがブームになったこともありましたが、痩せたけどすぐにリバウンドしてしまったという人も少なくありません。

 

理由はさまざまにあるでしょうが、一つは普段食べている食品にはたいてい糖質が含まれていることにもあります。

 

完全にカットしている間は良いものの、もとのメニューに戻れば体も元通りというわけです。

 

また、糖質はそもそも体に必要な栄養素のため、極端なカットに危機を感じた体が必要以上に糖質を求めて吸収してしまうことも原因の一つです。

 

糖質を抑えるコツは”少し抑える”こと

完全にカットしてしまうのではなく、糖質の多い食品を抑えながら満足できる食事のメニューを考えるのがおすすめです。

 

例えば、野菜を入れた炊き込みご飯は野菜のかさの分だけ白米の量を少なく抑えられます。

 

豆腐や野菜がたっぷり入った味噌汁なども、白米が少なくても満足できるメニューとしてベストです。

 

糖質カットのコツは完全なカットで急激に減らすのではなく、少し抑えた生活を継続することです。

 

脂質

脂質の多い食品には牛肉、豚肉などの肉類、ドレッシング、マヨネーズ、マーガリンなどの油脂製品、チーズ、アイスクリームなどの乳製品、ポテトチップスやチョコレートなどの菓子類が挙げられます。

 

肉と魚のバランスに注意して食べる

脂質も体の機能を維持するのに必要な量が得られなければ危険なので、完全にカットしてしまうのは好ましくありません

 

食べ方のコツは、一週間のメニューで肉と魚のバランスを考え、野菜をたっぷりめに、お菓子は時間を決めて適量を食べると言った基本的なものになります。

 

夜食をどうしても食べてしまうなどの場合は、寝る時間を早めるように意識するだけで一日に摂取する脂質を抑えられます。

 

たんぱく質

たんぱく質は主に動物性の食品に含まれています。

 

肉や魚類がこれにあたりますね。

 

植物性でたんぱく質が多い食品には「畑の肉」と呼ばれる大豆があります。

 

また、卵や牛乳、ヨーグルトなどの乳製品もたんぱく質を多く含む食品です。

避けたい…でも避けられない食品が多い

こうして見てみると、体の機能を維持するためにも極端な食事制限は危険なことがわかります。

 

また、菓子類やフルーツを完全にカット!となるとストレスの原因になることもあります。

 

大切なのは過剰になり過ぎないようにすること、摂取したら運動などでの消費を意識すること、消費が難しいのであればメニューに工夫をしてみることです。

 

栄養素と上手に付き合いながら健康的に生活する方法を模索しましょう。

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