脂肪肝改善にはコレステロールのコントロールを

ここでは、脂肪肝を防いで健康的な肝臓を維持するために必須の、コレステロールの情報についてまとめています。

 

 

年齢を重ねるごとに増えていく体の悩み、特に近年多くの人が抱えているのが体への脂肪の蓄積による脂肪肝やメタボリックシンドロームの問題です。

 

食事を気をつけても、なぜか血液検査ではいつも基準値オーバー・・・。

 

そんな、コントロールが難しいコレステロールと脂肪肝の密接な関係について解説していきます。

 

 

コレステロールの役割

体に悪い影響を与えるものとして取り上げられることが多いコレステロールですが、実はきちんと体にとって必要な役割があるのです。

 

細胞膜の成分を構成する役割

私たちの体は、無数の細胞の集まりによって構成されています。
悪役として知名度が高いコレステロールですが、この細胞のひとつひとつを守る壁の役割を果たしているということは、あまり知られていない事実です。

 

コレステロールは、ウイルスや細菌、有害な物質などが細胞内部に入り込まないよう、細胞膜を強化するのに必要な素材で、極端にコレステロールを排除し過ぎると、守る壁が弱くなり、さまざまな病気にかかりやすい体になってしまいます。

 

ホルモンの原料となる

コレステロールは、性機能の維持と健康を保つための性ホルモン、炎症を抑えて代謝機能の維持と健康を保つのに使われる副腎皮質ホルモンの原料でもあります。
特に、副腎皮質ホルモンは、不足の状態に陥ると疲れやすさを感じるようになり、体のスタミナが低下したように感じられます。

 

 

HDLコレステロールとLDLコレステロール

 

HDLコレステロールとは

HDLコレステロールの概要

善玉コレステロールと呼ばれるものが、HDLコレステロールにあたります。
血管内部の壁にへばりついている余分なコレステロールを巻き込みながら肝臓に運んでいく役割があり、動脈硬化の予防に役立つコレステロールとされています。

 

HDLコレステロールの基準値

基準値の範囲は

 

成人男性⇒30〜80mg/dl
成人女性⇒40〜90mg/dl

 

です。

 

この基準値より低い値であれば、低HDLコレステロール血症と判断されます。
さらに言うと、男女ともに40mg/dl未満となれば脂質異常症が疑われます。

 

LDLコレステロールとは

LDLコレステロールの概要

一般的に悪玉コレステロールと呼ばれるものが、LDLコレステロールにあたります。
肝臓で合成されたコレステロールを血液に乗せて体中に運ぶ役割があり、「悪玉」と言っても体にとって重要な役割があります。
悪玉と呼ばれる所以は、生活習慣の悪化などを原因とする血管の詰まりを招く可能性があるためです。

 

LDLコレステロールの基準値

基準値の範囲は成人男性で72〜178mg/dl、成人女性の場合は年齢で異なり、

 

30歳〜44歳⇒61〜152mg/dl
45歳〜64歳⇒73〜183mg/dl
65歳〜80歳⇒84〜190mg/dl

 

となります。

 

LDLコレステロール値が140mg/dlを超えると、脂質異常症が疑われることになりますが、これは予防医学の観点で危険因子が多いと判断され、基準値内であっても脂質異常とされるケースがあります。

 

脂質異常症とは?

「悪玉」であるLDLコレステロールや、血液中の中性脂肪が基準値を大きく超える、もしくは「善玉」であるHDLコレステロールが基準値よりも低い状態に陥る疾患のことを言います。

 

血液中の中性脂肪は、トリグリセライドと呼ばれ、

 

【150mg/dl】

 

を超えると、脂質異常症と判断されます。
以前の脂質異常症の判断は悪玉と善玉の総合的な値を判断基準としていましたが、近年はそれぞれを分けて考えるようになっています。

 

 

脂肪肝とコレステロールの関係

食事に含まれる脂肪やコレステロール酸化物の過剰な摂取を続けていくと、脂質異常症の判断の目安ともなるトリグリセライドの上昇が肝臓内でも見られるようになります。
体にとって必要な分は、エネルギーの原料として消費されていきますが、余分なものは皮下脂肪、または内臓脂肪として蓄えられていくことになります。
つまり、脂肪やコレステロールの過剰摂取は、肝脂肪のリスクを大きく引き上げることになってしまうのです。
コレステロールそのものは体に必要な役割を備えているものの、摂り過ぎには充分に注意して過ごすことが大切です。

 

 

悪玉コレステロール(LDL)を増加させる食品

私たちが食事などから摂取したコレステロールのうち、約60%は便と共に体外に排出されていきます。

 

こう言われると

 

「そんなに体に残らないなら、大丈夫なのでは?」

 

と考える方も多いのですが、体に不要・余分なコレステロールは血中に溢れ出して動脈硬化のリスクを上げたり、内臓脂肪としてたまることで脂肪肝のリスクを引き上げたりすることは紛れもない事実です。
体内で脂肪となるコレステロールには、飽和脂肪酸と不和脂肪酸の2種類があり、とりわけ問題視されるのは飽和脂肪酸とされています。

 

卵黄

 

卵は多くのコレステロールを含む食品ですが、特に注意したいのは卵黄部分です。
100gあたりのコレステロールの値は卵白で1mg、卵黄では1400mgであり、卵黄が含むコレステロールの量が非常に多いことがわかります。

 

この傾向は鶏卵だけではなく、うずらなど他の鳥の卵にも見られるものです。
しかし、卵は現代では安価に手に入る高栄養な食品の代表でもあり、栄養バランスの維持という点では非常に優れているものです。
摂取量に気をつけながら、1日に1個の目安で摂り入れてみましょう。

 

イクラ

先に上げた鶏卵と同じように、「卵」であるイクラもコレステロールが多く含まれている食品です。
旬の時期にはイクラを熱々の白飯にかけてたらふくいただく…という贅沢な食べ方をしている人も見受けられますが、コレステロール値が高い分、摂取量に気を配ることは必要でしょう。
しかし、イクラに含まれるコレステロールは不和脂肪酸であり、さまざまな生活習慣病予防の視点から見ると適正な摂取量であればポジティブな影響を与えるものです。

 

鶏レバー

基本的に内臓に関連している部位の食品は、コレステロールを多く含んでいると言われています。
鶏レバーも同様で、豊富にコレステロールを含んでいる食品であるため、摂取量には注意すべきでしょう。

 

反面、バランスの良いビタミン含有体の血肉の原料になること、視力低下を抑える効果、貧血の予防と改善効果、スタミナを維持してパワフルな体を作る効果など、健康面へのポジティブな働きも見逃せません。

 

 

リスクが増す病気の種類

 

動脈硬化

悪玉コレステロールが過剰になることで血液中のコレステロールが増加し、血管内部の壁にこびりついて血液の流れを阻害し、血管の詰まりを引き起こします。
恐ろしいのは動脈硬化自体にはほとんど自覚症状がなく、心筋梗塞などを引き起こすことで初めて気づくケースが多いことです。

 

現代の日本人のうち、約4人に1人は動脈硬化をきっかけとする何らかの血液疾患で亡くなっているというデータがあるほどです。

 

心筋梗塞

動脈硬化の状態から進行し、コレステロールによる血管内の詰まりが悪化して心筋への血液の供給がなくなった状態のことを心筋梗塞と呼びます。
心筋梗塞での胸の痛みの特徴は広範囲に痛みがあること、数分で痛みそのものは治まってしまうこと、圧迫されるような苦しい痛みであることなどが挙げられます。

 

日本人の約4人に1人が死に至る疾患のひとつでもあるため、上記のような違和感を覚えたら、すみやかに医師の診察を受けるべきでしょう。

 

 

薬に頼らないための心得

薬を飲み続けることで、薬剤性肝障害という疾患にかかるリスクが上がってしまい、脂肪肝とは別の苦しみを抱える可能性があります。
私たちが病気の治療のために飲んだ薬は肝臓で代謝されますが、このとき、薬の成分が強力であればあるほど肝臓が受ける負担は大きくなってしまうのです。

 

コレステロールに良い成分を摂ろう

カテキン

緑茶に多く含まれるカテキンを食事と一緒に摂取することで、食事や食品中に含有されるコレステロールの吸収を抑える作用があることがわかっています。
緑茶は和食・洋食どちらでも味を邪魔せず、さっぱりとした口当たりでとり入れやすいのも特徴です。

 

摂取量の目安としては、1日に2回緑茶を飲む機会を設けることで充分に効果が得られると考えられています。

 

レチシン

大豆や卵黄に含まれているレチシンは、血管内部の壁にこびりついた悪玉コレステロースを剥がして取り除く作用を持っています。
剥がれた悪玉コレステロールは、善玉コレステロールと結びついて肝臓に運ばれて代謝されていくため、血液内のコレステロール値を減少させる効果が期待できます。

 

タウリン

肝臓内の余分な脂肪を体外に排出させ、肝臓そのものの機能アップにも作用するのがタウリンです。
タウリンには私たちの体の弱っている部分を治そうとする作用=ホメオスタシス効果があり、肝機能がアップすることでより脂肪肝の改善効果が高まります。

 

DHA&EPA

この成分で注目したいのは、血液中のコレステロールをばらばらにする点です。
この作用により体の隅々でコレステロールがきちんと消費されるようになります。

 

血管内にこびりついたコレステロールを剥がす作用や、血中の中性脂肪を下げる効果もあるので、脂肪肝の改善にも効果的な成分と言えるでしょう。

 

偏見を持たずサプリメントを摂取しましょう

 

サプリメントはコレステロールだけではなく、中性脂肪を下げるための成分をぎっしり配合しているものもあり、効率・効果的側面からみてもとってもメリットが多くあります。EPAなどは医師が処方する薬でも運用されているほどです。
偏見を持たないでサプリメントを摂取することは、制約だらけによる食事ストレスを軽減することにもつながります。

 

欲しい成分を効率的に摂取できる

サプリメントは食品と違い、コレステロールや脂肪肝の改善に有効な成分だけを濃縮したかたちで作られています。
そのため、体内に効率的に成分を運ぶことができ、普段の食事では補えない成分摂取の習慣を可能にします。

 

カロリーを気にせず利用できる

例えば、卵に含まれるレチシンなどのように、食品の有効成分を摂取したいけどコレステロールやカロリーが気になるという場合は迷いどころです。サプリメントであればそのようなデメリットを気にすることなく充分な成分摂取を実現できます
普段の食事内容を見直しも含め、より低カロリーな食生活の維持にも役立ってくれるのです。

 

食事を毎回考えるよりも習慣化しやすい

脂肪肝の改善のために効果的な成分を食事から毎日摂取しようとするときの課題は、毎日のレシピ内容を考えなければならないこと、そしてその食事を作る時間がかかってしまうことにあります。
コレステロール分を抑えた食事だけでも大変なのに、毎日充分な量の成分を摂取できる食事を作るのは、現状を改善させるためといえど、とても険しい道のりです。
このような生活の中では、サプリメントを活用することで、調理にネガティブな方でも効果的な成分の摂取が可能です。

 

 

コレステロールと脂肪肝情報の最後に

 

薬に頼らずに脂肪肝の改善をするためには、コレステロール値を抑えた内容の食事を摂ることや、その食事のなかで効果的な作用を持つ食品をとり入れていくことが重要です。

 

日常生活でコレステロール値を高くする食事のとり方をしていないか、カロリー過多の内容になっていないかを定期的に見直していきましょう。

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