二日酔いは絶対にNG!だけど飲み会は断れない方へ
このページは、二日酔いの対策情報を集めています。
「付き合いで飲む酒は悪酔いや二日酔いになるんだよね…」
「明日も早くから打ち合わせなのに飲み会か…」
「二日酔いになるから断れるものなら断りたい!」
どうしてもお酒を飲まないといけない状況だけど、明日には絶対に残したくない!そんな方に役立つ二日酔い対策を集約しました。
二日酔いになりたくない方、対策方法を試してみてください。
二日酔い飲酒中・飲む前・寝る前【シーン別】対策法
飲酒中に行える対策法
タンパクなおつまみを摂る
タンパク質は肝臓を活性化させ、アルコールを分解を促進させる効果があります。枝豆や豆腐、マグロ・カツオの刺身、卵焼き等がおすすめです。
二日酔いになりにくいお酒を選ぶ
醸造酒(日本酒・ワイン・ビール)は二日酔いになりやすく、蒸留酒(焼酎、ウィスキー、ジン、ウォッカ等)を割って飲むと二日酔いになりにくいです。
割るには炭酸はアルコールの吸収を早めるのでお勧めできません。グレープフルーツジュースや水、お茶などがお勧めです。
ちゃんぽん飲みはやめる
ちゃんぽん飲みは、様々な種類のお酒を飲む事です。
ちゃんぽん飲みをすると口当たりが変わり、お酒が飲みやすくなってしまう為、自分自身の限度以上に飲めるので二日酔いをまねきやすいです。
二日酔いを飲む前に対策する方法
軽食をしておく
空腹で飲酒すると、血中アルコール濃度が急激に上がり二日酔いの原因になります。
特に、脂肪を摂取することで胃でのアルコールの吸収を穏やかにしてくれます。オリーブオイルがおすすめですが外出先では摂取が難しいので、コンビニのおにぎりのツナマヨ等で対応することも可能です。
二日酔い対策用のサプリやドリンク
コンビニでも購入ができる二日酔い防止のためのサプリやドリンクを活用することによって、症状を緩和させることができます。
ウコンやオルニチン、タウリンなどが豊富に含まれている商品を選びましょう。
緑茶を飲む
緑茶に含まれるカテキンには、アルコールの吸収を抑えてくれる働きがあります。コンビニや自動販売機でも購入することができるので実行に移しやすい防止策です。
緑茶には含まれるカテキンですが、煎茶や玉露茶には含まれないので注意してください。
二日酔いを寝る前に対策する方法
薬を使ってもOK
ドラックストア等で購入できる「薬」で対処する方法です。
二日酔いに効果のある薬としては、胃薬が多くあります。効果の部分に「二日酔・悪酔のむかつき」等と表記されている商品を用法・容量を守って使用してください。
水分補給
睡眠中に水分が抜けることによって、体内のアルコール濃度が高くなってしまい、二日酔いになります。
寝る前にコップ2杯の水やアミノ酸を含むスポーツ飲料等を飲むことによって防ぐことができます。また、スポーツドリンクには糖分が含まれアルコールを解毒する肝臓のサポートもしてくれます。
梅干・栄養ドリンク・シジミ味噌汁
二日酔い防止に効果のあるものは取り入れてみましょう。梅干は肝機能の活性化や胃の保護効果、栄養ドリンクはタウリンが豊富な商品を選びましょう。タウリンは肝機能の活性化の効果があります。シジミ味噌汁もタウリンが豊富です。
二日酔いをサプリメントで対策する意義
カロリーが少ない
食品で二日酔い対策をしようとすると、カロリーが気になります。
飲酒前に摂取すると良いとされている成分は脂質ですが高カロリーですし、食べる時間も上手く見つけられません。
サプリならさっと飲むだけで済みます。
食事で摂取するより有効成分が高配合
タウリンに牡蠣エキス、オルニチンにウコン…二日酔い対策に効果のある成分が多くあります。どれもバランスよく摂取しようとすると、様々な食品を食べないといけませんが、サプリなら有効成分が濃縮されているので1〜3粒で効果を発揮してくれます。
しじみの味噌汁ばかりだと塩分が多くなる
二日酔い対策に効果のあるしじみ味噌汁は、塩分が多くなってしまうデメリットがあります。
サプリメントは二日酔いや肝臓のサポートをするために作られているので、塩分は基本的に含まれていません。
塩分の摂り過ぎが気になる方も安心してサプリを利用することができます。
アルコールが分解されるまでの流れ
二日酔いになりやすい人の特徴
・おつまみをあまり食べない人
・お腹が空いた状態で飲む人
・飲みやすい(口当たりの良い)お酒を飲む人
・お酒に自分は強いと思ってる人
・普段からストレスが溜まりがちな人
・寝不足気味の人
上記に挙げたような人は、二日酔いになりやすい人です。
遺伝の影響も
また、アルコール分解時に発生するアセトアルデヒドを更に分解するアセトアルデヒド脱水素酵素は、遺伝によって体内に保持する量が決まります。両親がお酒に弱い場合、酵素数が少ない可能性があるので二日酔いになりやすくなります。
二日酔いになりにくい人の特徴
基本的に上記の「二日酔いになりやすい人」と逆の行動をとっている人が、二日酔いになりにくい人です。
また、ビール等の比較的アルコール度数の低いお酒であっても、チェイサー(お水)を同時に飲んでいる人や、おつまみの種類も枝豆やマグロなど、肝臓が働きやすい環境を作れるように意識している人は二日酔いになりにくくなります。
また、遺伝的な体質によりアルコールの分解が得意な人もいますが、自分のアルコールの適量を把握し、会話などを楽しみながら飲むことができる人も二日酔いになりにくいです。
自分でもできるアルコールパッチテスト方法と流れ
用意するもの
・消毒用のアルコール
・ガーゼ
方法
@消毒用のアルコールをガーゼに染み込ませます
A体の皮膚の薄い箇所(腕の皮膚の薄い場所がおすすめ)に、@で作ったガーゼを置きます
B5分ほど放置し、ガーゼを外したあとの皮膚の状態を見ます。
※5分経つ前に皮膚の異常を感じたらすぐに中止をして下さい。
※皮膚に異常がある場合は必ず医師の診断を受けるようにして下さい。
ガーゼを外したあと、皮膚がすぐに赤くなっている場合はお酒・アルコールに弱い方です。
なかなか赤くならない場合はお酒・アルコールに耐性がある方です。
※皮膚が弱い人は、アルコールに耐性があっても赤く出る場合もあります。
二日酔いの時にやってはいけないこと
お酒は水分補給にならない
アルコールには利尿作用があるので水分補給にはなりません。
詳しく説明すると、アルコールは尿量をコントロールする抗利尿ホルモンの働きを止めてしまうのでトイレの頻度が増えてしまいます。
すると、水分はどんどん排出されてしまうことになります。
必ずお水やジュースなどで水分を摂取するようにしましょう。
サウナは脱水症状を招くのでNG
二日酔いというのは、既に脱水症状が始まっている状態です。
脱水症状が起きているのにも関わらず、サウナに行って汗をかいてしまうと余計に脱水症状になってしまいます。
よく汗でアルコールを出すといいという話を聞きますが、全くもって意味のない行動です。汗を流すような運動や入浴も二日酔い時にはお勧めできません。
二日酔いの場合は、水分補給をメインに対処していきましょう。
二日酔いを予防するために知っておきたいこと
酔いが醒めるまでの時間の目安
酔いが醒めるまでの時間を計算する方法があります。
上記の計算を式当てはめた男性(体重69kg)の時間は以下です。
アルコールやお酒には単位がある?
アルコールの摂取量の基準は1単位です。
純アルコールというアルコール量を純粋に何グラム摂取したか?という数値に置き換えると1単位は純アルコールで20gになります。
例:ビール中瓶1本 500×[5÷100]×0.8=20
つまりビール中瓶1本で1単位(順アルコール20g)となります。
アルコールを摂取できる基準
純アルコール20g(1単位)のお酒
銘柄などによって異なるのでおおよその目安として下さい。
二日酔いの症状とその原因について
頭痛
アルコールアデノシンやアセトアルデヒドなどの血管拡張作用が原因です。血管が拡張される時間が長いと血管が炎症を起こしてしまい、二日酔いの特徴的なズキズキとした頭痛が起こります。
血管を収縮させるコーヒーや牛乳、頭痛薬服用によって緩和されます。
吐き気
胃酸の分泌が過剰になり、「胃酸過多」となり吐き気の原因になります。
吐き気を抑える胃腸薬や、生姜スープ等が症状を緩和させてくれます。
胃腸薬を選ぶときは、胃酸過多の症状に効く商品を選びましょう。薬剤師などに相談して購入するのもおすすめです。また、常備薬として置き薬にしておくのも対策のひとつです。
全身のだるさ
アルコールを解毒する臓器は肝臓ですが、肝臓はアルコールの解毒だけではなく体全体のエネルギーの生成も行っています。
飲み過ぎによるアルコールの解毒で手一杯になってしまった肝臓は、エネルギーの生成ができない状態になり、必要エネルギーを確保できない体はだるいと感じてしまいます。
二日酔い対策情報の最後に
二日酔いにならず楽しくお酒を飲むためには、多くのコツがあります。飲酒する前・中・後としっかりと対策をすることがお勧めです。
そして、対策の中には肝臓をサポートするためのサプリも取り入れてみると良いかもしれません。ご自身の状況に合わせて対策をしていきましょう。
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