総ビリルビンが高いと黄疸が出るって本当?

 

総ビリルビンは体内にかならず存在する物質です。

 

総ビリルビンは直接型と間接型に分けられますが、いずれにしても基準値を超えていると黄疸が出ることがあります。
その黄疸にも種類があり、それぞれ原因が異なりますので、自分は何の原因が考えられるのか、しっかり把握することが大切です。

 

 

【肝細胞性黄疸】

 

肝細胞性黄疸は、肝臓の細胞の働きが弱っていることに由来しています。

 

肝臓の細胞は、血液に含まれるビリルビンをキャッチし、それを胆汁に混ぜて外へ排出させる働きを担っています。この血液に含まれるビリルビンをうまく取り除くことができなかったり、胆汁へビリルビンを混ぜることができなくなったり、することで総ビリルビンが高い状態になってしまいます。

 

これらの原因により、体内の総ビリルビンが増え、黄疸が出てしまいます。

 

 

【溶血性黄疸】

 

溶血性黄疸は、溶血性貧血と深い関わりがあります。溶血性貧血とは、赤血球が多く破壊されてしまう事による貧血です。原因はさまざまにありますが、先天的に赤血球に異常がある人もいます。

 

総ビリルビンのもとは、赤血球が壊れることに由来しています。つまり、赤血球が多く壊れてしまうことは、総ビリルビンの増加につながります。
したがって、体内の総ビリルビン数が高い状態となり、結果、黄疸症状が現れます。

 

 

【体質性黄疸】

 

体質性黄疸は、その名の通り、黄疸体質を指します。遺伝などにより、先天的にビリルビンが高い状態です。
ジルベール症候群クリグラーナジャー症候群が主な原因です。

 

 

【新生児黄疸】

 

赤ちゃんは、体内にいるときは母親によって総ビリルビンを処理してもらいますが、生れた後は自己でビリルビンを処理する必要があります。

 

しかし、肝臓の働きはまだまだ未熟で、働きが弱いために総ビリルビンが高い状態になり、黄疸が現れることがあります。
これを新生児黄疸と呼んでいます。

 

 

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